アラウーノって陶器じゃないから汚れやすいのでは？

よくパナソニックのトイレは、陶器ではなく、樹脂系だから、傷が付きやすくて、汚れが目立つんじゃないかって聞きますよね？

実際にアラウーノを長年愛用している方には分かると思いますが、ほぼガラスのような質感で、目立つ傷はほとんどありません。

パナソニックのトイレ＝樹脂＝汚れやすい　で、勘違いされている方も多いのでは？

なぜなら、アラウーノは、「スゴピカ素材」と呼ばれている有機ガラス系の素材が便器に使われています。

この素材は、水族館の水槽、航空機の窓と同じ素材です。

有機ガラス系の素材の特徴は

というメリットがあります。

陶器のトイレよりも、黒ずみの水アカは付きにくい！つまり汚れにくい！

参照：パナソニック「スゴピカ素材」についてより

この点を知らないで、パナソニックのアラウーノは汚れやすいって思っている方が多いです！
アラウーノは一般の樹脂系素材と違い、有機ガラス系の素材です。
有機ガラス系の素材は、ぬめりや黒ずみの原因となる水アカがつきにくいので、汚れがたまりにくい状態になっています。

後悔した点は、トイレのフチ部分の掃除！

アラウーノのあえて弱点を言うと、トイレのフチの部分の汚れが落ちにくいです。トイレを流す際に、微妙に届かない範囲に汚れが残ってしますことがあります。
便器の中の水面に、ピンク色の汚れ、輪じみが残ってしまうことです。
全てのアラウーノに共通していることではなく、また常に汚れてしまうわけではなく、水温や水質によって発生する場合があるとのこと。

パナソニックのサイトでも解説しています。

アラウーノは耐用年数が低いのでは？

アラウーノの便器は、20年相当の変色試験でも、ほとんど変色がないという検証結果が出ております。（パナソニックより）

有機ガラス系のスゴピカ素材が、耐変色性に非常に優れた素材なので、便器が黄ばむってことはほとんどありません！

素材の勘違いで後悔・・・全てスゴピカ素材だと思った

パナソニックのトイレは全てスゴピカ素材だと思っていたら、厳密には、便器部分のみスゴピカ素材で、あとのサイドカバーはHIPS製、便ふたはABS製、便座はPP製とのこと。
つまり、便器以外はデリケートな素材なので、傷がつかないような掃除が必要でした。

アラウーノって売れてないのでは？

アラウーノの累計出荷台数を調べると、2006年12月～2023年5月までの期間で、250万台以上が出荷されていたとのこと。

最近では店舗で見かけることも多くなってきましたが、アラウーノは、軽く作業性が良いと、職人さんの評判がよく、マンションではアラウーノが多く採用されているようです。

水圧を確認してなかったので後悔した・・・。

アラウーノを設置したのに、自宅の水圧が低いということで、手洗い器タイプを取りやめることになってしまった。

水圧が高いか低いかなんて、素人には分からないので、初めてから水圧を調べてほしかった。

アラウーノ専用手洗いは要注意！

アラウーノシリーズは、トイレの機種によって、必要とされる水道の水圧が異なります。

特に、アラウーノ専用手洗いを付ける場合は、アラウーノ単体の水圧よりも求められる使用水圧範囲が高くなっております。

自宅の水圧を調べないで、設置後にダメでしたってことは避けたいですよね。

アラウーノの洗剤は色々と制限があるのを知らなかった・・・

アラウーノに使用する洗剤は、何でも良いってことではないので、事前に理解しておく必要があります。

柑橘系の香りを有する洗剤はアウト！

アラウーノの入れる洗剤は台所用の中性洗剤でOK！

ちなみに、NGな洗剤として、ヤシの実洗剤など天然系洗剤もダメとのこと。
中性と表示してあっても、アルコールを含む洗剤もNG。
トイレ用洗剤にも注意！トイレ用洗剤の強酸タイプはNG。ジェルタイプも目詰まりする可能性があるのでNG。
ライオンのMagica速乾＋カラッと除菌ホワイトローズの香りは問題なく使用できるみたいです。

トイレ用芳香洗浄剤はアウトだったとは・・・

アラウーノで、手洗い付きの「アラウーノV手洗い付き」は、ブルーレットなどの市販のトイレ用芳香洗浄剤は使用できません。
理由は、アラウーノでは、手洗い器の排水は、便器内に排水されないためです。
つまり、ブルーレットを置いても、便器の洗浄はしてないってことです。